トップページに戻る はじめての方へ 河口邦山について 大津舎とは サイトマップ お問合せ
お気のすむまで何度もご覧いただきたいです。どうぞお気に入りに追加してくださいね。お気に入りに登録する
絵師 河口邦山について
  矢印1 河口邦山について
  矢印3 河口邦山ネットギャラリー
  矢印3 動画をみる
  矢印3 河口邦山の描く大津絵
  矢印3 ◆大津絵風に描いた政治家たち
  矢印3 ◆現代の鬼
  矢印3 ◆笑福縁起画
  矢印4 ◆招き猫
  矢印4 ◆絵馬
  矢印4 展示会スケジュール
  矢印5 プロフィール
  矢印6 メディア掲載
 
大津舎について
  矢印7 自己紹介
  矢印8 大津舎の名前の由来
  矢印9 湘南から発信中
  矢印10 事業所概要
  矢印11 大津舎代表のブログ
 
その他
  矢印12 メディア・マスコミの方へ
  矢印13 お問合せ
  矢印14 サイトマップ
 
 

 ◆ 自己紹介

  河口邦山の情報サイト『大津舎』にお越しいただきまして誠にありがとうございます。
店長の芹沢佳江です。

 
河口邦山の作品との出会い
 

河口邦山の自画像

私が河口邦山の作品と初めて出合ったのは近所にオープンした
骨董屋の看板を見たときでした。

独特の丸みを帯びた字で描かれた看板は、ほのぼのとして、骨董から
和物グッズまで販売するそのお店の雰囲気にぴったりだったのを覚えています。

暇さえあれば骨董屋に通い大好きな藍染の皿や そば猪口を吟味したり、
入ってきたばかりの和食器を飽きもせずにながめていました。

また、その骨董屋には古い和服も売っていたので、そこで買った紬を着て
近所のスーパーに買い物に行ったり、友達とわざわざ和服で待ち合わせして
お茶を飲みに行くなど、和服遊びを楽しんでいました。

骨董屋が閉店してからはその看板のことはすっかり忘れていました。


 
悩んでいた和服のネットショップ店長時代
 

 

その後、私は和服のインターネットショップに勤め、質のよい絹の着物に
触れ、いつかは自分で和服の販売をしたいと思っていました。

和服には着る楽しさ、人から見られる嬉しさ、日本の伝統を守る誇り
などさまざまな魅力があります。
その魅力は日本人だけでなく、海外の方も魅了します。

そんな素敵な和服ですが、現代では、普段の生活に着ることは少なくなって
しまいました。

需要が減ると養蚕家も減り、減る事によってさらに貴重なものになり
価格は高くなります。価格が高くなると、ますます手に入れられず、
和服は特別なものになります。


和服は好きだけれども、高いから買えない。
ここ数年「和ブーム」といわれながらも爆発的に広がらないのは、
欲しいと思うお客さまと、販売する側の温度差にあるのでは
ないかと思っていました。

そのネットショップを離れた後も、縁があって、別の和服屋のネット販売の
お仕事に関わらせていただきました。

しかしここでも「日本人だから和服は好き。でも自分では着られない」
という声を聞き、日本人にとって和服は特別なものになってしまったのだろうか?と思って悩んでいました。



 
河口邦山との不思議な縁
 

 

ある日、近所の喫茶店の店主を相手に和服の話をしているときに
隣の席に座っていたのが河口邦山でした。

「そんなに悩んでないで、少し和服からはなれて
先生の作品でも商品化してみたら?」という店主の思いつきに、
河口邦山も「こんなのでよければどんどん使ってね」と
初めて会った私に
明るく話しかけてくれたのです。

では試しに Tシャツのサンプルを作ってみよう!ということで作ったものが
『念ずれば花開く』でした。

出来上がったTシャツを見て、私も周りも驚きましたが、一番驚いていたのは
河口邦山でした。

『いい!これは思っていたよりも、すごくいい!!』

河口邦山の作品は、見ているだけで微笑ましいのですが、Tシャツとして
着用すると、動きがでてきて、さらに面白いのです。

また、大津絵の題材である「鬼の念仏」や「藤娘」がいかに魅力的な
キャラクターであるか
ということも、確信しました。

大人のためのキャラクター、ここに発見!の瞬間でした。



 
古き良き日本を多くの人に伝えたい
 


 

大津絵が江戸時代だけの人気として忘れられるのはあまりにも
モッタイナイと思いました。
滋賀や京都では有名な大津絵も、関東では「知る人ぞ知る」なのです。

 

私は「大津絵や縁起画」と「和服」には共通する点があると思います。
「古き良き日本」のイメージがあるのです。


忙しく働いてきた人々が、ふと立ち止り、江戸時代に思いを馳せる。

少しだけゆっくり歩いてみよう。人に優しくしてみよう。

手にした人があたたかい気持ちになれる、そんな
モノづくりを 心がけていきます。


もっと大津絵や縁起画のことを勉強して多くのことを伝えていきますので
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。


 
大津舎の名前の由来
   大津舎について 関連リンク